G1 マイルCSの振り返り

2023年のマイルCSは紅一点、ナミュールの優勝となりました。 


2023年 第40回マイルCS 結果
1着 8枠16番 ナミュール
2着 1枠1番 ソウルラッシュ
3着 3枠5番 ジャスティンカフェ

勝負馬券
私は予想記事の通り、
本命◎6枠11番 セリフォス 
対抗○5枠9番 シュネルマイスター
単穴▲8枠16番 ナミュール
連下△1枠1番ソウルラッシュ、3枠5番ジャスティンカフェ、3枠6番ダノンザキッド、4枠7番エルトンバローズ、6枠12番レッドモンレーヴ

の印を打ち、

馬券は
馬連:◎ー○ 1200円
3連単2頭軸マルチ:◎ー○ー▲△ 各100円 計3600円
ワイド:◎ー▲ 1000円
合計5800円
で勝負しました!


セリフォス-ナミュールのワイドが10倍近くついていたので、美味しいと思い、この組み合わせは馬連ではなく、ワイドでいきました。

結果としては馬券内の3頭共に差しが決まったレースとなりました。2、3着馬は内、中から伸びてきましたが、それよりも外差し馬場の傾向を活かしてナミュールが突っ込んできましたね。外差し馬場の傾向は読めていたのは良かったですが、肝心の軸馬が来ずトホホでした。。。見事なヒモ決着でした。泣

レース回顧
スタートでシュネルマイスターが立ち上がり、やはりスタート難の癖が出てしまった印象でした。しかしながらなんとか立て直し、スタートは五分で出ました。が、スタート直後に隣のソーヴァリアントに進路カットされていましたね、ここですでにやる気を失っていた印象です。ここはルメールのジョッキーカメラで確認できます。スタート後は13番セルバーグが出ていきますが、その外の14番バスラットレオンが押してハナを奪いました。セルバーグの内に10番マテンロウオリオン、1馬身差で4番エエヤンが続き、その外を8番ソーヴァリアントと11番セリフォスがつけました。エエヤンの直後に3番ダノンスコーピオンと7番エルトンバローズ、2頭の内に2番ビーアストニッシド、1馬身差で1番ソウルラッシュと12番レッドモンレーヴが続き、直後に5番ジャスティンカフェ、1馬身差で15番イルーシヴパンサー、1馬身で6番ダノンザキッドと16番ナミュールが続き、さらに2馬身後ろの最後方が9番シュネルマイスターという隊列になりました。ナミュールとシュネルマイスターは末脚勝負に賭けるポジションとなっていましたね。
 800mの通過タイムは46秒5。今の稍重から良に変わった今の京都の馬場を考えれば、少々ハイペースでしたでしょうか。全体時計は1分32秒5で前傾ラップだったことも伺えます。
3コーナーでは未だバスラットレオンが先頭で、セリフォスは4~5番手の位置、シュネルマイスターはナミュールとほぼ並んでの最後方で最後の直線を迎えました。
 直線に入り、苦しくなったバスラットレオンにセリフォスら後続が襲いかかりました。本命のセリフォスは理想の先団の位置で外に出せていたので、あとは弾けるだけだと思いましたが、今思えばハイペースの展開に巻き込まれ、展開不利のレースだったのかなと思います。
先行勢が垂れ、馬群の間を割ってソウルラッシュが先頭に躍り出ました。ジャスティンカフェもいい手応えで続き、一瞬勝利かと思わせました。ただ外から紅一点のナミュールが一頭違う脚で飛んできましたね。ナミュールはそのまま一気にソウルラッシュを差し切ってゴール。R.ムーア騎手の落馬負傷により急遽の乗り替わりとなった藤岡康太騎手に導かれ、悲願のGI制覇を果たしました。見事な代打ホームランでした。2着はクビ差でソウルラッシュ、3着はさらに1/2馬身差でジャスティンカフェ、シュネルマイスターは7着、セリフォスは8着でした。勝ちタイムは1分32秒5(良)。

回顧
前傾ラップのレースで差し馬が上位に来るレースでした。先行していた馬は軒並み全滅で、後方にいた馬に展開有利なレースだったことが伺えます。
本命を打ったセリフォスも先行した馬の1頭だったわけですが、先行馬の中では上位に来ているので、やはり地力はあるのだろうなと感じています。前哨戦を支えずに安田記念からのぶっつけ本番、勝ち馬から0.4秒差だったことを考えれば、むしろ評価できると考えていますので、次回オッズが下がるのであれば、積極的に狙いたいと思います。
また対抗のシュネルマイスターは差し馬有利の展開の中で7着だったことを考えると物足りない印象です。スタートでの出遅れとソーヴァリアントの進路カットでやる気を無くしてしまったのでしょうか、同じ位置からナミュールが差してきているので、スムーズに運べれば勝利まであったはずですが…。   
単穴のナミュールは流石の競馬でした。枠、展開、臨戦過程など全てがハマったレースだったでしょう。ただ展開に恵まれた感が強い印象ですので、過大評価しないようにしたいと思います。 
また連下の5頭は4頭が掲示板を占める結果となりました。しかも残りの1頭はナミュールですし…。とことんツイていないです。笑 ただ全て後方勢ですので、これも過度な評価はしない様にしたいと思います。外差し馬場だったことも考えれば、内から2着に伸びてきたソウルラッシュはこの中でもさすがといったところでしょうか。 

さあ次回はジャパンカップ!世界最強馬のイクイノックスVS三冠牝馬リバティアイランドの直接対決です。その他G1馬の多数、超豪華メンバーです。めっちゃ楽しみです!


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